2017年11月1日水曜日

睡眠薬の過量服薬で精神科の独房みたいな部屋に入院して出てきたって話 Part3 ~そして退院へ~

今日は眠くなってからこの辺で…と書き残し実に半年以上更新をおさぼりしていたのですが皆さまお元気でしょうか?
さすがに半年以上寝てたわけでは無く、何となくバタバタと日々過ぎてる内にってな具合で筆を取るのが遅くなりました、おっさんになってきてしまったので時間が過ぎるのは早いものです。続き気になってた人はスマンです。

そんなわけで精神科の閉鎖病棟に入院して、明かりが消せなくて寝れない。。。という感じの話までは書いたと思うんですが、これ入って2日目くらいの夜の話だったかなと記憶しております。

さて、それで起きて外の世界はどうなってるんじゃろうと確か待合のロビーにある新聞を要求したのですがそれも許可がないと読めないと。

兎にも角にも何をするにもここではお医者さんの言うことが絶対で、許可がないことはできませんの一点張りなので現場の人の匙加減で対応するって事は難しいようだ、とホゲホゲした頭でも何となく理解してきました。

かくなる上は脱獄か、との考えも頭をよぎりましたが、不審な動きを見せて刑期...じゃなかった、入院期間が延びてしまってはマズいと思い、おとなしく模範囚ならぬ模範的な患者になるよう心を砕きました。

しかし、心を砕こうにもやることがないので、布団の上で胡坐をかくか、寝っ転がってボケーっとしているくらいしかやることがありません。

いざ本当に何もやることが無いとなると、これはもう考え事をするしかないわけで、なぜ自分はこんなところに来てしまったのかと考え始めます。

ほんで色々と忙しくやってる内にオフを取る事を怠ったのがデカいかなぁと思うようになりました。
本当に何もしない時間ってのは病院に入るまで果たしてあったのだろうかと。
思うに前年の秋から年末にかけてちょっと忙しい時期があって、その時期がいったん落ち着いた時期に1人でどっか2~3日くらいどっか日常から離れたいなーと思ってたのですが、その時はまあでも家からいなくなると妻子もブーブー言うだろうとか考えちゃってそれを実行し損ねちゃったんすよね。ほんで、色々溜まってきて最後にやってた案件がひと段落した時にはもう限界超えててプツッと糸が切れた感じでした。

そんなことを考えられるくらい何もしない時間ってのは日常の中には意外と無いものなんですよね。
例えばゴロゴロしながらインターネットをしていて、今自分は最高にリラックスタイムを満喫してると思っていてもそれは結局何かしてるって事には変わりなくてたぶん脳はオンのままなんですよ。
なんで起きてから寝るまでの間、オンになりっぱなしになってるのはこのご時世案外色んな人もそうなのだろうなと思います。そりゃメンタルやられるわ。精神の不調は脳のエラーですからね。

本当に何もしないと退屈だし、時間を無駄にしているのではないかと焦燥感に駆られるようになりますが、思い切ってまったく何もない場所で何にもせず自分の内側と対話することはとても重要なのだなってのが今回の入院で得られた事の中ではもっとも大きい事だったのではないかと感じました。

それからすったもんだあって、病室の中でも読書を許されるようになり、懸命に努めておとなしくした結果10日ほどで無事退院と相成りました。やーあせった、出来る事なら二度と入りたくないです。釈放となった日の少し寒いシャバの空気は最高に美味しかったと今でも記憶しております。